想像して欲しい。
あなたはスタートアップ企業の経営者である。
たまたま大企業の担当者があなたの商品が目に止め、仕事のオファーが来たとする。
大企業と仕事が出来る!という状況だ。あなたはどう思うだろうか。
僕も起業する前だったら、賛成!素晴らしい!多少無理してでもGOだ!と盲目的に思っていたと思う(つまりダメ野郎だった)
でも脱サラして5年が経った今だからこそ言いたいのが、盲目的なGOは「ダメ、ゼッタイ」である。
引用:http://www.dapc.or.jp
細かい事情は書かないほうがよいと思うので省くが、色んな「価値観の違い」があったので、なぜ噛み合わないか少し考えてみました。
立場の違い:勤め人と経営者
大企業の人はほとんどが勤め人だ。
フルコミッション型の営業マンではない限り自分の給与と成果はほとんど比例しない。
こっちは小さい城かもしれんが、一国一城の主である。やはりその立場の違いが細かい意思決定に影響する。
まずは売上に対するコミット度合い。例えば販促費は利益が出るならぶち込めばいいが、勤め人からしたら仕事が増えるだけだ。
そして最初に言ったように、売れようが売れまいが自分の給与は変わらないのだから、色々手を打つインセンティブがない。
これが一番重要かつ大きな違いだと思う。
金に対する価値観:ほんの1万円と貴重な1万円
大企業は予算を持っている。そこぐらいしかメリットがないと言ってもいい。
相手にとっては「わずか1万円」だかこっちにとっては「貴重な1万円」である。
ここはいっそ風俗嬢になったつもりで、ブサメンから顔射されているのさえ我慢すれば、十分なお金はもらえるだろう。
そして、僕は風俗嬢になりたくない。
顔射もされたくもない。抱かれたい男と一緒にいたい。それが金持ちかどうかは関係ない。同じようなテンションで仕事をしていたいのだ。
さいごに
さて、ということで、ここまでの話をまとめていきたい。
大企業と取引する上で考えなくてはいけないのは、大きく分けて「身分」と「金の感度」である。
特にリーマンのインセンティブは比較的単純なので、経営者相手の接待よりもイージーゲームだろう。
知り合いの経営者も「係長クラスをキャバクラ行けば全然満足して予算もってきますよ」と身も蓋も無い話をしてくれる。
そして最後に、大企業とのやりとりの中でも比較的上手くいったなという手応えがあるものもある。
この辺りを共有・合意できていれば、きっと大企業との取引もうまくいく可能性があるので、覚えておいて欲しい。
・意思決定者と直接やりとり出来ている。下っ端からの伝言ゲームならNGだ。
・事業のビジョンやミッションに理解がある。同じ方向を見ながら仕事ができそうである
・作業の負担感や立場に対して配慮してくれる(無理な要求はないか?など)
なにかの参考になれば嬉しい。

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