こんな疑問に答えていきます。
- 寝る前の読書のデメリット、非推奨な読書方法
- 寝る前の読書のメリット・効果
- おすすめの代替案
寝る前の読書は方法を間違えると、寝付きが悪くなるなどデメリットがあります。特にブルーライトが出る電子書籍はあまりおすすめしません
しかし、寝る前の読書は記憶の定着など期待出来る効果が大きいです。方法さえ間違えなければ、寝る前の読書はあなたの知的生産力を高めたりリラックスできます。
デメリットを抑えながら、効果を得る方法として、この記事では「オーディオブック」という方法を提案します。
本の朗読データを聞くだけで、目を使わず読書が可能になり、アプリにタイマー機能もあり、うっかり寝落ちしても安心です笑
オーディオブックについての解説記事はこちらです。気になった方はぜひチェックしてみてくださいね。

それでは詳しく説明していきます。
寝る前に読書するデメリット
寝る前の読書の最大のデメリットは、寝つきが悪くなることです。
なぜ寝る前に読書すると寝つきが悪くなるのでしょうか。
その理由として、以下の2点が考えられます。
電子書籍を使うことでブルーライトを浴びるため、意識が覚醒する
人間は、規則正しい睡眠を促す「メラトニン」というホルモンを分泌することで、心地良い睡眠をとることができます。
ブルーライトの明るい光を浴びることによって「メラトニン」の分泌が抑えられてしまい、眠りが浅くなったり、途中で目が覚めたりするので、睡眠の質が下がってしまいます。
参考:綾木雅彦、森田健、坪井一男:在宅照明中のブルーライトが体内時計と睡眠覚醒に与える影響ーすこやかな概日リズムを保つための住宅環境照明の提案ー 住総研論文集No.42研究No.1408(2015)
目や肩など姿勢が悪いので体に負荷がかかる
良質な睡眠をとるためには、体をリラックスさせる働きのある副交感神経を優位に働かせることが必要です。
副交感神経はゆるやかにしか上昇しないため、寝る前からストレッチなどで体を整え、リラックスしてベッドに入るのが理想と言えます。
参考:北堂真子:良質な睡眠のための環境づくりー就寝前のリラクゼーションと光の活用ーバイオメカニズム学会誌Vol.29,No.4(2005)
紙の本や電子書籍で読書するとき、目で字面を追うことで目が疲れたり、姿勢が悪くなったりしていることはありませんか。
寝る前に目を疲れさせたり、悪い姿勢で読書すると、体に負荷がかかって副交感神経の働きが悪くなってしまい、
良質な睡眠がとれなくなることがあります。
結論:寝る前読書自体がダメではない。メリットが大きく2つある
では、寝る前の読書はしない方が良いのでしょうか。
いえいえ、そんなことはありません。実はメリットの方が多いのです。
寝る前の読書の主なメリットは、以下の2点です。
記憶力の向上
睡眠中の脳が「情報の整理」と「記憶の定着」という二つの作業を行うことは医学的に証明されています。
睡眠の直前に読書を行えば、本の内容が新鮮な情報として脳に貯蔵されやすくなり、記憶に定着することが期待できます。
不安やストレスの軽減
サセックス大学の心理学者デヴィッド・ルイス=ホジソン博士の研究では、
読書には不安やストレスの解消効果があることが示されています。
寝る前に読書すれば、ストレスが軽減されてリラックスでき、快眠につながります。
実際に、マイクロソフト社の共同創業者であるビル・ゲイツ氏やオバマ元米大統領も寝る前の1時間程読書する習慣があるそうです。
解決法の提案:オーディオブックを使おう
寝る前の読書には、嬉しいメリットがあることが分かりました。
では、寝る前の読書の最適な方法として、どのようなものがあるのでしょうか。
ここでは、オーディオブックを紹介します。
オーディオブックとは、本を音声で聴くことができるサービスです。本をナレーターが朗読してくれるため、
家事や車の運転中に本を楽しむことができるなど、活字の本にはないメリットがたくさんあります。
スマートフォンで気軽に利用できるので、オーディオブックを提供するサービスは徐々に増加し、
多くの人気書籍がオーディオブック化されています。
寝る前の読書の方法としてオーディオブックを提案する理由は、以下の2点です。
電子書籍の画面を見たり、活字を追わなくて済むので、目が疲れない
オーディオブックなら目を使用しないので、目を疲れさせたり、ブルーライトを浴びて
睡眠の質を下げてしまう…なんて心配はいりません。
楽な姿勢で読書を楽しむことができる
電子書籍や紙の本を手で持つ必要がないので、リラックスした姿勢で読書を楽しむことができます。
リラックスするためにストレッチをしたり、温かい飲み物を飲んだりしながら読書できるのも嬉しいですね。
オーディオブックって何??という方のための記事もありますので、気になった方はぜひチェックしてみてくださいね。
※これです↓

以上、寝る前の読書のデメリット!寝付きを改善する方法も紹介でした!
この記事のポイントを改めてまとめるとこんな感じ!
- 寝る前の読書はデメリットもあるものの、メリットもある
- 具体的なメリットとしては記憶力の向上や不安やストレスの軽減効果が見込まれる
- 電子書籍などを使うとブルーライトの刺激や姿勢の無理などがあるため、耳から出来る読書であるオーディオブックがおすすめ!
以上、寝る前の読書のデメリット!寝付きを改善する方法も紹介でした!